オーダー専門通販サイトSKYRTA(スキルタ)でシャツを作ろうと思っていますか?
評判が気になりますか?
私は1着作りました。
リーズナブルでなかなかいいシャツができましたが、採寸でトラブルがありましたので、その件について詳しく書いておきます。
どうぞ参考になさってください。
スキルタシャツの評判
私は店舗に足を運ぶのが面倒なので、ワイシャツはネット通販の店でオーダーしています。
失敗した(出来が悪い)店もありますが、スキルタは当たりでした。
高評価の理由
スキルタのいいところはこんなところです。
- 生地が豊富
- 価格が手頃 高級品を除き、概ね6,000円~10,000円
- パターンオーダーながらサイズ補正に幅がある
- 一部の地域を除き、送料・代引き手数料が無料
- 新規会員登録した人は1,000円分のポイントをもらえる
- 生地のサンプルを送ってもらえる(無料)
- サイズ確認用のサンプルシャツを送ってもらえる(送料515円のみ負担)
最後の2つはネット通販のウィークポイントを補う取り組みでしょう。
特にありがたいのは、生地のサンプルを無料で送ってもらえることです。
生地の色や風合は画像だけではわかりません。
ネット通販で買った服の色が、パソコンの画面で見た色とあまりに違っていて驚いた、という経験はありませんか?
私は某有名オーダー通販サイトで作ったシャツの生地が、想像していたものと色も風合も全然違っていて、がっかりしたことがありますので、サンプル生地の無料郵送サービスはかなりの高得点と思います。
こんな感じで届きます。
私が知る限り、こういうサービスをしている店はスキルタだけです。
シャツの仕上がり
今回作ったのはこのシャツです。
ピンクのボタンダウンシャツ。
生地は綿50%、ポリエステル50%、ブロード織り。私は自宅で洗濯、自分でアイロンをかけますので、ほとんど綿ポリ混紡にしています。
最近の綿ポリは風合いがよく、これも例外ではありません。
注文した日は4月5日で、4月20日に届きました。
縫製はどうかと言うと、
さすがにガゼットの補強まではしてありませんが、全体的にきれいな仕上がりです。
私はあまり細かい所まで気にしませんので、これで十分満足です。特に肩口の縫製が気に入りました。
連休を挟まなければ、注文日から納期までは2~3週間です。
1着プラス3,000円で、注文日の翌日発送というオプションもあります。
で、着てみました。
私は怒り肩なのですが、なんとツキ皺ができません。
パターンオーダーの大きな泣き所は、体型補正ができないことです。
店にツキ取りの補正を入れてもらえないかと電話で尋ねたところ、案の定それはできないとの回答でした。
それでも、肩幅を広くすればいいというアドバイスをもらい、実寸より1センチ肩幅を広くしたのがよかったようです。
この点はよかったのですが、とんだ落とし穴が…。
採寸の落とし穴
採寸に落とし穴(想定外のこと)が2つありました。
既存シャツ胸回りの採寸で
まず、胸回りが窮屈なのでシャツを脱いで採寸してみたところ、106㎝で注文したのに、100㎝しかありませんでした。
店に電話してそのことを伝えると、背中のプリーツの部分を伸ばして測ってみるようにと言われ、そのとおりにやってみたら、確かに106㎝ありました。
しかし、「普通そんな測り方はしない。現にサイトの採寸方法にもそんな但し書きはない」と言って、食い下がりました。
このとおり、胸回りの採寸のところに「プリーツを伸ばして測る」なんてことは書いてありません。
この点は向こうも認めましたが、「でも、プリーツのことはちゃんと書いてある」とのこと。
おそらくこれのことでしょう。
これは私も覚えていました。
それにしても、これを見てプラス6㎝にする人はいないでしょう。
第一「胸回りの寸法がノープリーツより約3㎝大きくなります」と書いてあります。
カフス回りの採寸で
もう一点、これは「落とし穴」と言っても、私の見落としになるのですが、カフス回りの採寸方法がこれまでの私のやり方と違っていました。
これまでにオーダーした店では、生地の端から端までがカフスの寸法でしたが、スキルタではこうなっていたのです。
そのため、23㎝で頼んだつもりが、25㎝になっていました。
「カフスの測り方は2通りある」というのが向こうの主張。
ご存じでしたか?
私は知りませんでした。
作り直し
電話で議論の末、「こちらでも採寸したい」と言うので、「会社として作り直しを検討してほしい」と言い、着払いで送り返しました。
結局私の主張が認められ、カフス回りも含めて、作り直してもらえることになりました。
不幸中の幸いといったところ。
作り直しはできないと言われたら、188番(消費者ホットライン)に電話して訴えるつもりでした。
消費者ホットラインをご存じない方は、こちらの記事をご覧ください。
今回の件は採寸ミスではなく、シャツは向こうの意図どおりにできているとのこと。
サイトの採寸方法の説明文を変えるそうです。
どんな文章になるのか。「プリーツの部分を伸ばしてから測る」なんて採寸はないと思うのですが。
そのうち2着目を注文するつもりですが、今度はよく注意したいと思います。
追記(2018.5.31):
作り直しのシャツが届きました。だいぶ待たされましたが、今度は大丈夫です。
身幅の採寸方法はこのように修正されていました。
赤枠の部分が追加されています。「まさかないだろう」と思っていた採寸の仕方です。
こんな採寸の仕方ってありますか?
会社としてはこうするのが一番楽な対応なのでしょうが、他社では見かけない採寸方法ではないでしょうか。
オーダーの際にはご注意ください。
あとがき
以上、スキルタの評判として、高く評価できるところ、シャツの出来、採寸時のトラブルについて書きました。
お役に立てば幸いです。
何はともあれ、数あるオーダーシャツの通販サイトを比較した結果、私が今一番いいと思っているのはスキルタです。
前述のとおり、サンプル生地を無料で送ってもらえるので実店舗と大差なく、安心してオーダーできます。
初めての注文で少々もめましたが、採寸さえ気をつければ、スキルタのシャツはリーズナブルで仕上がりもよく、いい店を見つけたと思っています。
2018/5/8
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