日本人の2人に1人ががんになると言われており、私の周りでもがんの手術を受ける中高年が増えてきました。
今ではがんの7割が治るとはいえ、見ていると治療は辛そうです。
やはり、がん予防を怠らないようにしたいところですが、最近読んだ本で、がん予防は腸内環境を整えることに尽きる、と感じるようになりました。
藤田紘一郎著「がんにならない整腸術」
これです。
藤田紘一郎著「がんにならない整腸術」。
かみさんが買ってきて読んだ後、「あんたも読んだほうがいい」と言うので読んでみたところ、これは中高年必読の書と感じました。
この本によると、免疫力が強ければがん細胞をすべて殺せるので、がん発症には至りません。
免疫力を作るのは70%が腸、30%が心とのこと。腸は心の免疫力に強い影響を及ぼすので、免疫力は100%腸が担っていると言っても過言ではないそうです。
ということで、腸内環境を整えてがんを防ごう、あるいはがんを治そうというわけです。では、具体的にどうすればいいのでしょうか?
こんな提案がありました。
- がん細胞を増産する活性酸素の発生を抑える。… 電磁波、煙草、肥満、暴飲暴食、紫外線、食品添加物などは避ける。
- 腸内細菌を育てる水溶性食物繊維を取る。… 海藻を毎日食べる。
- オリゴ糖で腸内の乳酸菌を育てる。… 玉ねぎとわかめの味噌汁、きな粉豆乳ドリンクを飲む。
- 腸内細菌のバランスをよくする。… 生味噌キャベツを毎日食べる。
- がん細胞が好む高糖質、低酸素、低体温を妨げる。… 高糖質の食品(特に白米、白い小麦粉で作った麺類、パン、砂糖)は控える。毎日丹田呼吸をする。ゆっくり湯船に浸かる。
- ナチュラルキラー細胞を活性化する。… 毎日1時間大いに笑う。
- 免疫力を強化するために微生物を取り込む。… 抗菌グッズは使わない。うがい、手洗いをしすぎない。
ほかにも、腸内環境を整える方法がいろいろ書いてありますが、医学的な説明はわかりやすく、説得力があります。
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大震災4年後になってがん患者が増え始めた?
蛇足になりますが、前立腺がんが見つかった友人Kの担当医が、最近急にがん患者が増えたと言っていたそうです。それは一昨年、つまり東日本大震災4年後の話しです。
チェルノブイリでも、原発事故の4年後あたりからがん発症者が増え始めたそうです。東京でも放射能汚染が進んでいて、がん患者が増えているのかもしれません。
私は前述の免疫強化策で腸内環境を整え、がんにならないように生きていこうと思います。
がん予防のためなら死んでも構いません。
2017/12/4
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