アゲハチョウ さなぎになるまでの期間に起きること

アゲハチョウの幼虫がさなぎになるまでの期間に起きることは興味を引きます。どんなことが起きるか、ご存じですか?

この記事では、前蛹になる前の糸掛けと、さなぎになる時の脱皮について書いています。その前後の出来事に関しては、こちらの記事でご覧ください。

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前蛹になる前の糸掛け

さなぎになる場所を決めた幼虫はしばらく動かなくなります。その後180度回って下を向き、大量に糸を吐いてから、180度回って元に戻り、吐いた糸でお尻を固定します。

それから、体を縮め始めます。

体を縮める

おしりを固定した後のナミアゲハの幼虫。

このように体を少しずつ縮めていきます。

こうなりました。

我が家ではこれを”タルカス”と呼んでいます。エマーソン・レイク&パーマー。

年代がわかりますね。

糸掛け

このあとしばらくすると、糸を吐いて胸部を固定する輪っかを作り、そこに頭をくぐらせます。

全行程は10分以上かかりますので、最後の3分だけにしました。

風雨にさらされても切れないようにするため、輪っかは何重にも糸を束ねますので、釣糸のように頑丈になっています。

糸掛け直後。

前蛹になりました。

脱皮してさなぎになりました。脱け殻が下に落ちています。

このようにさなぎになりたての時はあざやかな緑色ですが、しばらくすると周囲にある物と似た色に変わります。

これはエッグスタンドの色に合わせたようで、うすい緑色になりました。

今は割り箸ごと別の場所に移されて、別のさなぎと一緒に羽化する日を待っています。

さなぎになる時の脱皮

昨日、ナミアゲハ3匹が蛹化しました。

2匹はかみさんが作った羽化用キット(エッグスタンド)で、ほぼ同時に蛹化しました。

昨日0時43分 位置決め

7時19分 前蛹

22時48分 1匹目の脱皮

23時3分 2匹目の脱皮

蛹化完了

もう1匹はなかなか蛹化する場所が決まらず、目を離しているすきに脱走していました。

数分間行方不明の後、羽化用ケースに監禁。ケースの中をさんざん歩き回り、ようやく位置決め。

今朝。3匹とも見事に変色。いい具合の枯れた色になっていました。(脱走した1匹も割り箸ごとエッグスタンドに移しました)。

あとがき

蝉の鳴き声が徐々に減り、代わりにコオロギの鳴き声が聞こえてくるようになりました。

8月31日はいくつになっても寂寥の念に駆られます。夏休みが永遠に続いてほしいと思っていた、子供の頃の名残りでしょうか。

アゲハチョウの産卵は10月に入っても続くようです。寒くなってから蛹化した個体は越冬しますが、微妙な時期だと羽化します。

昨年はアオスジアゲハ1頭が、10月の冷たい雨の日に羽化して飛び立っていきました。かみさんはその時の悲しい光景を覚えていて、今年のアゲハ飼育は早めに切り上げると言っています。

2018/8/31

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