アニサキス食中毒猛威の季節 画像 症状 予防

江戸川保健所生活衛生課の「アニサキスによる食中毒が増えています!」というチラシを見ました。
「増えています!」って、どれくらい増えているのでしょうか?

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アニサキスとは?

アニサキス(英語表記:Anisakis)とは何でしょうか?
ブリタニカ国際大百科事典小項目事典にはこう書いてあります。

袋形動物門線虫綱回虫目アニサキス属に属する寄生虫の総称。クジラ,イルカなどの腎臓や胃に寄生するが,幼虫はイカ,アジ,カツオなどの肉の中にいることがある。このため,上記の魚を生食することで人体にも寄生することがあり,胃障害,虫垂炎などを起していた症例も報告されている。70℃以上の加熱で死亡する。

これがアニサキスの画像です。

スケトウダラから取り出したアニサキスの幼虫
体長は2~3cm
肉眼でも十分に見える
活発に運動する ― 国立感染症研究所

アニサキスによる食中毒増加

江戸川保健所生活衛生課のチラシを見ると、
昨年のアニサキスによる食中毒は東京都内で45件、江戸川区内で4件。
今年はすでに江戸川区内で4件(5月現在)ということで、「増えています」。

厚生労働省のホームページを見ると、日本全国の発生状況はこんな感じです。

なるほど、昨年は242件で一昨年に比べると2倍近くに増えています。
なんでこんなに増えたのでしょうか?

さらっと調べてみたところ、 国立感染症研究所のホームページに
こんな記載があるくらいでした。

都内では年間を通じてアニサキスの検査依頼があるが, 近年, サンマの生食によるアニサキス症の増加もあり, 9月および10月の有症事例の発生頻度が他の時期と比較して多い傾向にある。

かみさんにこの話しをしたところ、
「わたしもサンマの生食が頭に浮かんだ」と言っていました。
原因は本当にそれだけなのか、知る由もありません。

昨年の今頃、アニサキスによる食中毒が2007年の6件から、
2016年には124件(上の表では126件)になり、
9年で20倍に急増したという報道がありました。

しかし、それは2012年の食品衛生法改正で、
アニサキス症の治療を保健所に報告することが義務付けられたためで、
患者数が表面化しただけのことだったようです。

アニサキス症の症状

激しい腹痛。発熱。悪心。嘔吐。下痢。蕁麻疹。虫体の腸穿入による腸閉塞、腸穿孔。

放置しておいてもアニサキスは4~5日で死滅しますが、
その間は内視鏡で虫体を取り除かなければ、激しい腹痛が続きます。

大抵は食後8時間以内に激しい胃痛が生じ、その後は数分おきに
激痛の波がやってくる断続的な痛みが、アニサキス症の特徴です。

アニサキスによる食中毒の予防

厚生労働省のホームページには、以下の予防措置が挙げられています。

  • 魚を購入する際は新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く。
  • 魚の内臓は生で食べない。
  • 目視で確認して、アニサキスを取り除く。
  • 魚を加熱する。(60℃以上で1分以上)
  • 魚を冷凍する。(-20℃以下で24時間以上)

酢や塩漬け、しょうゆやわさびを付けてもアニサキスは死にません。

所見

アニサキス症。芸能人の体験談を読んだら、大変そうですね。

それにしても去年の感染者、都内の45人て、どんな人たちだったのでしょうか。
生魚が大好きな人? 特殊な仕事をしている人?

渡辺直美はアジの握りを一貫食べただけで感染したそうなので、
たまたま当たった人たちなのか。

どうなんでしょうね。

2018/6/17

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