介護 親の愛情に対する子の感謝

愛情を込めた子育ては最良の老後の保険になります。年配者の友人を見ていてそう思うようになりました。

幾つか例を紹介します。

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83歳やもめ・Yさんの介護

Yさんは夫と死別し、一人でアパートに住んでいます。目が悪く、片方はほぼ視界ゼロ、片方は視界40%程度です。そのうえ足も悪く、片方の膝はほとんど曲がらないため、杖なしで歩くことはできません。

身の回りのことは自分でできないわけではありませんが、近所に住む娘がよく助けてくれています。夫の会社の事務をしていて忙しいにもかかわらず、毎日のように来てくれるそうです。

息子も仕事の帰りにちょくちょく様子を見に来るそうです。息子にパソコンが欲しいと言ったら、後日ノートパソコンを買ってきて、使い方を教えてくれたという話しも聞きました。

70歳認知症・Sさんの介護

Sさんはレビー小体型認知症で不安症、うつ症状、薬の副作用と思われる味覚障害で苦しんでいます。家でぼーっとしていることが多く、あまり外に出ることはありません。

夫の協力もあり、家事はなんとかできていますが、近所に住む娘が毎日のように来て、手伝ってくれるそうです。

YさんもSさんも愛情を込めて子供を育てたのでしょう。どちらの子供も頼まれたわけではないのに、貴重な時間を割いて、自分を育ててくれた母親に恩返しをしているようです。

79歳男やもめ認知症・Oさんの介護

Oさんは子供が小さい頃に妻が家を出て行ってしまい、男手一人で3人の息子を育てました。今は認知症で寝たきりの状態ですが、同居している長男(おそらく50代前半)が下の世話までしています。

長男は自営業でかなり忙しいのですが、「親父の世話は全然苦にならない。親父がかわいくてしょうがない」と言っていました。

私が面会した時には、ポカーンと口を開けたままのOさんの顔をこすりながら、「きょうは○○さん(私)と会えてよかったなぁー」と話しかけ、とてもうれしそうでした。

私には真似のできない芸当と思います。

所見

こういう話しは心温まる思いがします。“子供は老後の保険”と思って育てる人はいないでしょう。前述の例では、子供に対する親の純粋な愛が報われました。

そう言えば、うちのかみさんもそうです。かなり愛情をかけて育てられたので、親に対する感謝の念が厚く、よく面倒を見ています。親の世話は全く苦にならないようです。

今の若い世代はどうなんでしょうか。

2018/1/11

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